福岡んのロンドン暮らし

福岡人=Fukuokanな私のロンドン生活。2017年7月から海外育児生活も始まりました。

イギリスのパパたちの育休

先日、イギリス人のママ友が育休を終え、職場復帰しました。息子くんは8ヶ月。保育園に入ったのかと思いきや、一歳になるまで旦那が育休で面倒を見るのだそう!これから夏まで丸々4ヶ月ほど、パパと赤ちゃんの生活が始まったそうな。当たり前だけどこの間離乳食作るのも、ミルクあげるのも、日々のベビーアクティビティに連れ出すのも、そして家事全般も、全部パパ担当になります!ここまでくると、イクメンはイクメンでもレベルが違う気がする・・。

 

 彼らが使っているのはShared Patental Leaveという制度。ざっくりいうと、52週間(つまり一年)の産休・育休を、両親で分けて使っていいよ、という制度。法令で産後のママは2週間は絶対休まないといけなかったりするので、実際にはたぶん40週間とかを二人でわけるのでしょう。(詳しい規定は以下政府ホームページを↓)

www.gov.uk

よくあるのは前述の友達のように、前半ママが休んで、母乳が減る頃にパパにバトンタッチなパターン。育児休暇は2〜3回に分けて取ることもできるので、生まれてすぐの時期にパパ・ママ一緒にお休みして、それから一人ずつ交代で休むというところもあるようです。

前述のママ友は、子どもと離れて仕事に戻るのは名残惜しそうでしたが、「パパが子供としっかり時間を過ごせるから、いいことだと自分に言い聞かせている」と言っていました。パパが育休の間は月〜金の週5日バリバリ働いて、保育園が始まったら週4日に減らすの、と言っていたのもまた印象的。以前のブログに紹介したように、働き方をこうやって調整できるのは、この国のいいところだなと思います。

fukuokaninlondon.hatenablog.com

 

ちなみに産休については、こちらのブログを見てくださいね

fukuokaninlondon.hatenablog.com

 

育休を使っているとは限りませんが、平日のプレイグループなどでもパパの姿はちらほらあります。特にベビースイミングはパパの参加率高し。みんなでおうたを歌うときも、パパたちの低い声が混ざって聞こえてきます。

そして、週末のプールや公園はパパと子どもでいっぱいで、本当に感心します。土曜の朝は特にママに自由時間を!と、子どもを外に連れ出してくれるパパが多いようです。我が家も現に私がこうしてブログを今日やっと更新できているのも、旦那が娘を公園に連れ出してくれたからだったりします。パパ、ありがとうー!