ロンドンでの出産準備 マタニティ服編
妊娠7ヶ月ともなると、着れる服がずいぶん限られてきました。身長150cmほどの私は、妊娠前からイギリスで洋服を買うのは一苦労だったのですが、今回はマタニティ服を現地で調達する話。
幸い、ゆるいIT企業勤めで、クライエントに会わない日はかなりカジュアルな服装でよいので、最小限の買い足しでしのいでいます。費用を抑えるための作戦は、日本でも言えることだと思いますが、必要なものを必要なときに買う。いつ、どれくらいお腹が大きくなるかもわからないし、その頃の気候もわからないし、あまり急いで買い込まないことです。
私の場合、すぐに必要になったのはズボン、タイツ類、マタニティブラ、それからクライエントとのミーティング用の服でした。
というわけで、まずは足元。つわりが治まる頃には手持ちのジーンズたちでは苦しくなってきたので、動けるようになるとすぐにH&Mへ。H&Mは小さめのサイズもわりとそろっているほうです。ただ、悲しいかなアジア人の私たちには、ズボン類は一番小さいサイズでも、足の長さが足りないですね・・・。黒のジーンズは自分で裾上げしました。お腹周りの心地よさは抜群です。
H&Mで注意するのは、どの店舗もマタニティコーナーがあるわけではないということ!私はまだつわり中に、無駄に店舗から店舗をさまようはめになって大変でした。事前にネットなどで確認してから行きましょう。ロンドンだと例えばRegent Street店、Brixton店などにマタニティ売り場があります。
また、寒い期間が長いロンドン。マタニティタイツも買っておいて正解でした。もう5月なのにまだまだ手放せません。(先週の最低気温は3度。)タイツはちなみにJojo Maman BebéのものがH&M よりフィット感が数倍良いです。H&Mはタイツもまた長めなんですね。
ブラ類も、とにかく苦しくなったので早めに買い替えが必要でした。ここで一番役に立ったのはユニクロ!マタニティコーナーが無いからと侮ってはいけません。大きめのブラトップや、ワイヤレスブラは、本当に、本当に楽!!結局他のデパートで買ったマタニティブラは使わなくなりました。イギリスで展開していてくれてありがとう、ユニクロ!!
あとはクライエント用にH&Mでワンピースをひとつ購入。先述のタイツと合わせれば十分。
お腹がそこまで大きくなっていないので、幸いにもトップスはマタニティは最小限ですんでいます。今のところ、普通のセーターやシャツで、ワンサイズ大きなものを買えば十分なかんじです。大きなサイズはこの国ではいくらでも見つかりますからね。たまたま家にあった大きめのセーターなんかは冬場重宝しました。安くおさえるなら、近所のチャリティショップなどで古着を調達するのもありだと思います。
また、旦那のシャツのリメイクにも挑戦しました。身長差30cmの旦那の服は、普段なら長すぎるのですが、この余分な長さが大きくなってきたお腹にちょうどイイ!
こちらは横幅が広めだったので、裾を少し切ってリボンに。前でも後ろでも結べるようにしました。そでは短く切ったので、ロールアップしてごまかします(苦笑)
シワシワで申し訳ない・・・こちらはスモッグ風になってしまったけども、襟を切って、袖を少し詰めたくらいで、あとはそのまま。妊娠後期にも着れるように、長さに余裕を持たせています。スカーフやカーディガンで粗い縫い目は隠し隠し着てますが(笑)
赤ちゃんが大きくなるにつれて、気候も変わってくるので、最初から買いすぎずに、少しずつ必要なものを必要なときに買うようにするのが、費用をおさえるコツだと思います。お金はセーブした分、赤ちゃんのために使えると思うと、我慢しがいがあるかも?
これからまたお腹が一段と大きくなる頃には、願わくば、もう少し暖かくなっていてほしいところ。頼みの綱は旦那のTシャツです。