福岡んのロンドン暮らし

福岡人=Fukuokanな私のロンドン生活。2017年7月から海外育児生活も始まりました。

ロンドンでの出産準備 妊娠初期検診編

今回は妊娠初期の検診について。イギリスでは通常妊娠初期(〜12週まで)に2回検診が行われます。

 

まずは8週目ごろに助産師さんとの面会。

この検診では、生活習慣(喫煙しているか、飲酒しているかなど)や家族がこれまでかかった病気(高血圧の家族はいるかなど)などについての問診があり、長い長いフォームを助産師さんと一緒に記入していきます。旦那さん側の家族の病気なども把握しておく必要があるので、一人で病院に行く場合は要注意です。我が家の場合、白人の旦那さんの家系には、日本では聞いたこともないような遺伝子の病気もあったりして、なかなか興味深かったです。

あとは血液検査と、尿検査(結果は後ほど)。私のように貧血起こして倒れなければ(苦笑)、一時間弱で面会は終わります。

 

この検診でも「実際に妊娠しているのか」というチェックは特にありません( ー`дー´)キリッ 私は6週間目頃にたまたまエコーしてもらいましたが(詳しくはロンドンでの出産準備 初期出血編)、そうでもなければ、この時点でも、自分が妊娠しているかどうかは、自宅での妊娠検査薬の結果と、最近体調が悪いのはつわりのせいだと信じること以外にないのです!もし早めのエコーをしてもらっていなかったら、絶対私は半信半疑だったと思う・・。

 

 

そしてついに11〜12週目にようやくエコー検診があります。

この検診での目的は以下の二点です。

1. 胎児の大きさを図って、より正確な予定日を把握する

2. 希望者にはダウン症・エドワード症候群・パトー症候群の検査をする

 

2.に関しては、血液検査と、エコー検査、妊婦の年齢を総合的に加味し、それぞれの症候群の「可能性」を出す、というものなので、「絶対にこの子はダウン症ではありません!」と保証するものではありません。これは日本でも一緒ですね。あくまでもこの子がダウン症の確率は10000分の1です、とかそういうレベルの数字が出ます。日本と違うのは、希望者はこの検査は無料でできる点でしょうか。(日本だと血液検査はお金がかかる?)病院に到着して、すぐに検査をするかしないかを問う用紙にサインを求められるので、事前にしっかり家族で話し合っておきましょう。

 

希望者は即、血液検査です。ここでも貧血起こして倒れた私ですが・・。前回の血液検査の結果も聞けばここでちょろっと教えてくれます。私はどうもヘモグロビンの数値が低めだったそうで、体重の落ち具合も "borderline" (ぎりぎり)だと言われました。鉄分取らねば。

 

そしてついにエコー。

前回ただの丸い卵だったのが、人の形になっているじゃないですか!小さな手足もできていて、心拍数も聞けて、感動もひとしお。くるくる羊水の中で動きまわっている、元気な様子が見れて、一気に「お腹の中に赤ちゃんがいる!!!」感が増します。自分のお腹の中で何かがこうやって育っていると考えると、本当に感慨深いです。

 

その後、エコーの感動にひたったまま、30分ほど血液検査の結果を待ちます。わりと結果が出るのは早いんですね。

 

結果を助産師さんと話し合って、この日は終了です。幸いエコーも血液検査も異常なしでした。良かった、良かった。

 

まだまだつわりの続く日々ですが、小さな命が頑張って大きくなっている様子を目の当たりにしたわけですし、頑張る力をもらった気がします。