赤ちゃん連れノルウェー旅行 ①移動編
先月熱波に襲われたロンドンを脱出し、家族でノルウェーに一足早めの夏休みに行ってきました。11ヶ月になる娘を連れていきましたが、ノルウェー、良かったですよ。
果たして日本からわざわざ乳幼児を連れてノルウェーまで行きたい人がいるのかは謎ですが、子連れ旅行で気づいたことをまとめてみます。どなたかの参考になれば幸いです!
旅程
我々が今回行ったのは首都オスロではなく、西側のベルゲンと、ハダンゲルフィヨルドです。参考までに旅程はこんな感じで組みました。
- 1日目:ロンドンから飛行機でベルゲン入り。
- 2日目:ベルゲン市内観光
- 3日目:レンタカーでベルゲンからKinservikのキャンプ地へ移動。ハダンゲルフィヨルド沿いにドライブ
- 4日目:Kinservik〜Lofthus〜Oddaへ、Låtefossen目指してドライブ
- 5日目:ヴォーリングフォッセン(Vøringfossen)へドライブ
- 6日目:Kinservik周辺の散策
- 7日目:KinservikからVoss、そしてベルゲン空港へ移動。ロンドン帰国。
移動編
車での移動
ノルウェーでの車の移動は、いつでも、どこでも、必ずチャイルドシート!というかんじでした。
例えばベルゲン空港から市内への移動はFlybussenというバスで10分ほど。このバスでは、一部座席を倒すと、チャイルドシートが出てくる仕組みになっていました。これはびっくり。ただ、2つしかチャイルドシートがないので、3家族目は次のバスを待つように支持されていました。バスは10分おきくらいに出るようです。膝に乗せておいても全然あやせるくらいの距離なのですが、自分の席に座れて、大きなバスの窓から景色も眺められて、子どもは上機嫌でした。ノルウェー旅行、幸先が良いです。
困ったのは、タクシーにもチャイルドシートなしでは乗せてもらえなかったこと。わざわざ他の運転手に電話して、チャイルドシートを持ってきてもらえないか交渉したりもしてくれましたが、とにかくそれなしでは警察に捕まったときに困るからだめだと断られました。
3日目以降はレンタカーで、チャイルドシートも借りたので問題ありませんでした。
ベビーカーでの移動
ベルゲンもキャンプ地も、その他観光地も、ひたすらベビーカーだらけだったのが印象的でした。とにかく子連れでお出かけしている家族の多いこと!なので、多くのカフェやレストラン、お店はベビーカーで入っても全く問題がないかんじでした。
ただし、私たちも持っていった日本からのベビーカーは、タイヤが小さすぎてベルゲンの石畳には全く太刀打ちできず。あまりにガタガタと乗り心地が悪そうだったのと、歩いているだけでもあちこちに突っかかってしまいました。あまり暑くなかった(というかむしろ寒かった)ので、けっきょくベルゲン内の移動はほぼ抱っこ紐にしました。街中では、皆さんそれなりに大きめのタイヤの付いたベビーカーを使用していたようです。欧米製のものは旅行用でもタイヤが日本のよりは大きめな気がします。
また、ヨーロッパで一番雨が降る都市と言われるほど、ベルゲンは雨が多いです。現に我々の滞在中は連日小雨が降っていました。なので、ベビーカーの場合は雨カバー必須です。
ベルゲン空港
ベルゲン空港は、国内線も国際線も同じチェックイン、セキュリティを通ります。セキュリティを通ると、まずは国内線のゲートとレストラン・お店があります。このエリアには子供が遊べるスペースが用意されていました。
また、日本の空港のようにベビーカーが借りれそうな感じでしたが(紫色のベビーカーを回収している係の人がいました)、我々は時間がなくて詳細を探すことはできませんでした。もしなにかわかったらアップデートします。
子どもが遊ぶエリアを通過して、更に空港の奥に進むと、国際線ゲートに到着します。国際線側はまだ一部建設中だったようで、レストランも2つしかなく、お店もほぼなしだったので、長時間子どもをあやすには難易度が高いかもです。さらに、パスポートをチェックするところを通過すると、もう待合室とトイレしかないので、注意です。
次回はノルウェー旅行中の食事と睡眠について紹介します。