Baby Sensory:イギリスで人気の赤ちゃん向けの習い事
今日はちょっと英語のうたチャレンジはお休みして、こちらでの習い事について。
イギリスでは、産後わりとすぐから、どんどん赤ちゃんもママも外に出るように指導されるのですが、その分赤ちゃん向けのイベント・お教室も数多く存在します。そんな中、人気なのはBaby Sensoryクラス。Sensoryとは感覚とか知覚という意味なので、要は赤ちゃんの五感を楽しく刺激するのが目的のクラスです。無料のものから、有料のものまでいろいろと種類もありますが、今日は我が家が通っている無料のクラスについて。
イギリスでは各地区にChildren's Centreといわれる、児童館・幼児館的な施設があります。我が家の近所の施設にはたまたまSensory Roomと言われる部屋があって、週一回0歳時に無料で開放してくれます。
写真禁止なので実際の様子をお見せできないのが残念ですが、頑張って説明します・・
部屋全体は薄暗くしてあり、光が出るものがよく見えるようにしてあります。海の音がずっと流れていて、赤ちゃんにはイイかんじのホワイトノイズになっています。
この部屋の一番の目玉は、泡が出る水槽。どの子も部屋に入ったらまずはこれに目が釘付け!下からボコボコと常に泡が出てくる装置で、ライトで水槽内の色も様々に変化します。このお部屋のものじゃないけど、こんなかんじ:
水槽の周りで腹ばいさせると、赤ちゃんは泡見たさに一生懸命首をあげるので、良い運動になります。
また、床には光るケーブルが天の川のように置いてあり、こちらも色が次々に変わるので、赤ちゃんは興味深々。こちらも、実際に私が行っているところではないのですが、イメージはこんなかんじ。
これだけでもうちの子は最初はお腹いっぱいというか、刺激されまくってぽかんとしてましたが、この部屋でのメインのアクティビティは、Treasure Basket(宝のバスケット)で遊ぶこと。
バスケットの中には、家の中から集めてきたような調理器具や、スポンジ、ブレスレットや包装紙などのガラクタたちが入っています。要は、赤ちゃんに興味があるものを選ばせて、自由に遊ばせるという、ただそれだけなのですが、わざわざ買ったおもちゃを与えないところがミソなのかもしれません。イメージはこんな感じ;
肌感の違うもの、重さの違うもの、いろいろなものに触れさせる、なめさせる、叩いて音を出してみる・・・それだけで赤ちゃんには刺激になります。月齢を重ねるにつれて、自分で握れるものも増えてくるし、興味を示すものも変わってくるのでおもしろいです。自宅でもいろいろ集めればできるので、今からあれこれ捨てずにバスケットに集めているところです。(注:もちろん、棒状のものやリボンなど、赤ちゃんだけでは危ないものも多いので、ご自宅でやる場合は目を離さないように・・・)