福岡んのロンドン暮らし

福岡人=Fukuokan の私からみたロンドン生活

イギリス・ロンドンでの出産を終えて(概観)

先月無事にロンドンで女の子を出産しました。もう出産から一ヶ月。産んですぐの頃は「生後一ヶ月」という指標も遠く感じて、そこまでたどり着く自信もなかったのに!こうしてあっという間に子どもは大きくなっていくものなのでしょうか。

 

書きたいことは山ほどありますが、今日はザッとここ一ヶ月の様子のまとめ。

 

出産は陣痛の間隔がバラバラのまま2日ほど経った頃、深夜に自宅で破水。あっという間に陣痛が2分間隔になり、もう自力では動けなくなってしまいました・・・。風呂場で呻くこと2時間、救急車が到着。緊急隊員の指示の下、あわや自宅で出産になりかねない状態でした。幸いにも、同じ頃駆けつけた助産師さんのアドバイスで、やはり病院で出産することになり、救急車で移動。病院に到着後、2時間ほどで元気な女の子が出てきました。

 無痛分娩のチョイスもありましたが、自分の体の力を信じて、自然分娩を選びました(影響を受けた本はアイナ・メイの自然出産ガイド)。助産師さんの指示の下、立ったり座ったり、いろいろな体勢を取らせてもらいながらの出産でした。ギリギリまで会陰切開をしないでくれた助産師さんにも感謝。

 

「イギリスの病院は産後数時間で退院させられる」なんてよく言いますが、お世話になったSt Thomas病院では、出産した個室に主人も一緒に一泊させてもらい、親子3人でゆっくり一日目を過ごさせてもらいました。病室からはビッグベン、国会議事堂が見える、なんともステキなお部屋。

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こんなステキなお部屋からも、もちろん2日目には退院なのですが。しかし、早期の退院は、予算の足りないイギリスの医療システムだから、というのもありますが、自宅でのほうがゆっくり回復できるでしょ、というイギリス流な気遣いだとも思います。

 

退院後も、助産師さんが数日おきに自宅を訪問してくれるようになっているので、心配なことがあればそのときに相談できるようになっています。コレは本当にありがたい。実は、産後10日ほどで見事に産後うつの傾向が出てしまったのですが、これも訪問していた助産師さんがちゃんとキャッチしてくれたのです。

それからは一般医、総合病院の精神科、複数の病院の周産期精神科チーム、助産師チームなどが連携して、ありとあらゆる精神的サポートをしてもらいました。イギリスの新ママと赤ちゃんを支えるシステムは大変しっかりしているなと感心します。結果精神科に一晩入院したりと、ちょっと大事になりすぎた気もしますが、気持ちが負のスパイラルにはまり込んでしまっていると、どんな助けでもありがたかったです。また、ただでさえ大変なのに、精神的に参ってしまった私のサポートを続けてくれた主人にも頭が上がりません。

 

幸いにもこの間子どもはすくすくと大きくなっており、母としての自覚も育ってきている気がします。こうして私も母親にしてもらっているのでしょう。

 

また別の機会にイギリスでの出産、精神的サポート、育児などについて詳しく書ければと思いますが、今日はこのへんで。