福岡んのロンドン暮らし

福岡人=Fukuokanな私のロンドン生活。2017年7月から海外育児生活も始まりました。

人間関係の9か条

子どもがいて、仕事を始めるとブログを書く暇を見つけるのが大変で、全く更新できずにいました・・・汗

 

先日片付けをしていたら懐かしい物が出てきたので覚書に。

 

高校の交換留学前、オリエンテーションで習った「人間関係の9か条」。どこからの引用なのかは不明なのですが、当時、「留学中、ホストファミリーをはじめ、現地の学校の友達などと新しい人間関係を築く際に、心に留めておいてほしい」と叩き込まれたものです。

 

人間関係の9か条

1)批評、非難、不平を言わぬこと

2)誠実で、心から感謝をすること

3)相手にやる気を起こさせること

4)相手に誠実な関心を寄せること

5)笑顔で接すること

6)名前とは、当人に最も快い響きを持つものであるということを理解すること

7)聞き手に回ること

8)相手が関心を持っていることを見抜いて話題にすること

9)相手に重要感を与えること

 

留学前の研修中、「毎月1人、ターゲットとなる「相手」を決めて、この中から1つか2つのことを試してみること」という宿題が毎月出されたものでした。我々、当時高校1年生〜2年生。思春期真っ只中なので、親との関係もぎくしゃくしていた頃。なので、ターゲットとなるのはときに親だったりもしました。「今月はお母さんに『②誠実で、心から感謝をすること』を実践します。」と宣言して、親に恥ずかしながら「ありがとう」と声に出して伝える・・。16,17歳の頃はなかなかできてなかったことでした。でも、1ヶ月続けてみると、わりと人間関係が良い方向に転ぶものです。

 

今読み返してみると、この歳になっても使える要素ばかりですね。

赤ちゃん連れノルウェー旅行 ②食事・睡眠編

11ヶ月の娘を連れてフィヨルドを巡るノルウェー旅行に行ってきました。旅程や移動については前回の投稿をご参考ください。

fukuokaninlondon.hatenablog.com

 

食事編

外食

ノルウェーはどこもベビーカーで移動している家族連れが多く、大変子連れには優しい印象でした。これは外食もしかり。特にベルゲンの中心部やブリッゲン付近では、ベビーチェアのあるレストラン・カフェも多かったです。また、トイレにおむつ替え台のあるところも多く、大変助かりました。ちなみにノルウェーのおむつ替え台はこんな感じでした。

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ノルウェーでよく見かけたおむつ交換台。棚もついてて便利。

日本と比較したら微妙かもしれないけれど、これは汚いロンドンのトイレとは比べ物にならないくらいありがたかったです(笑)

 

ベビーフード

ベビーフードやおむつはこちらのスーパーでも手に入りやすかったですが、日本で慣れ親しんだものとは大分味付けも違うと思うので、心配であれば持ってきたほうが無難かもです。大手のスーパーだとこんな感じのベビーフードが手に入りました。

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ノルウェーはベルゲンのような都市でも、スーパー含めほとんどの店が日曜には閉まっていました。土曜の夕方過ぎてこの事実に気づいた我々は、その時点で空いているスーパーを探すのに翻弄されてしまいました・・汗。みなせん気をつけてください。

 

睡眠について

ベルゲンではGrand Hotel Terminusに宿泊しました。バス・電車の駅が目の前にある大変便利な立地のホテルです。こちらでは無事にベビーベットをお部屋に出してもらいました。

その後宿泊したキャンプ地では、ベビーベットの貸出はあったのですが、マットレスはないという・・・。まぁ、ノルウェー人が行くようなところだったので、シーツ、タオルなども自宅から持ってくることを想定されていたようで、マットレスもしかり。あんまり観光客が行かないようなところに行くときは、いろいろと想定外のことが起こりますね。

しかし、なにより睡眠に関して一番の問題は、夜遅くまで沈まぬ太陽でした。夏至直後だったこともあり、なんと日没は夜11時過ぎ!なのにホテルもキャンプ地のキャビンもカーテンは遮光カーテンではなく、ぼんやり明るいまま。私も寝にくい。子どもはもっと混乱。夜10時頃、寝かしつけがてら散歩に行ってもこんなかんじでした↓

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そりゃね、寝れないよね。

足りない睡眠時間は、朝いつもより遅くまで寝かせたり(とはいえ、日は4時過ぎには昇る)、多めのお昼寝で補ったりしました。

 

というわけで、大変なこともありましたが、自然がいっぱいのノルウェーは、子連れにも優しく、大変心地よい旅行となりました。

赤ちゃん連れノルウェー旅行 ①移動編

先月熱波に襲われたロンドンを脱出し、家族でノルウェーに一足早めの夏休みに行ってきました。11ヶ月になる娘を連れていきましたが、ノルウェー、良かったですよ。

果たして日本からわざわざ乳幼児を連れてノルウェーまで行きたい人がいるのかは謎ですが、子連れ旅行で気づいたことをまとめてみます。どなたかの参考になれば幸いです!

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ヴォーリングフォッセンの眺め

旅程

我々が今回行ったのは首都オスロではなく、西側のベルゲンと、ハダンゲルフィヨルドです。参考までに旅程はこんな感じで組みました。

  • 1日目:ロンドンから飛行機でベルゲン入り。
  • 2日目:ベルゲン市内観光
  • 3日目:レンタカーでベルゲンからKinservikのキャンプ地へ移動。ハダンゲルフィヨルド沿いにドライブ
  • 4日目:Kinservik〜Lofthus〜Oddaへ、Låtefossen目指してドライブ
  • 5日目:ヴォーリングフォッセン(Vøringfossen)へドライブ
  • 6日目:Kinservik周辺の散策
  • 7日目:KinservikからVoss、そしてベルゲン空港へ移動。ロンドン帰国。

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青い線は3日目に運転した経路。Aがベルゲン。

 

移動編

車での移動

ノルウェーでの車の移動は、いつでも、どこでも、必ずチャイルドシート!というかんじでした。

例えばベルゲン空港から市内への移動はFlybussenというバスで10分ほど。このバスでは、一部座席を倒すと、チャイルドシートが出てくる仕組みになっていました。これはびっくり。ただ、2つしかチャイルドシートがないので、3家族目は次のバスを待つように支持されていました。バスは10分おきくらいに出るようです。膝に乗せておいても全然あやせるくらいの距離なのですが、自分の席に座れて、大きなバスの窓から景色も眺められて、子どもは上機嫌でした。ノルウェー旅行、幸先が良いです。

困ったのは、タクシーにもチャイルドシートなしでは乗せてもらえなかったこと。わざわざ他の運転手に電話して、チャイルドシートを持ってきてもらえないか交渉したりもしてくれましたが、とにかくそれなしでは警察に捕まったときに困るからだめだと断られました。

3日目以降はレンタカーで、チャイルドシートも借りたので問題ありませんでした。

 

ベビーカーでの移動

ベルゲンもキャンプ地も、その他観光地も、ひたすらベビーカーだらけだったのが印象的でした。とにかく子連れでお出かけしている家族の多いこと!なので、多くのカフェやレストラン、お店はベビーカーで入っても全く問題がないかんじでした。

ただし、私たちも持っていった日本からのベビーカーは、タイヤが小さすぎてベルゲンの石畳には全く太刀打ちできず。あまりにガタガタと乗り心地が悪そうだったのと、歩いているだけでもあちこちに突っかかってしまいました。あまり暑くなかった(というかむしろ寒かった)ので、けっきょくベルゲン内の移動はほぼ抱っこ紐にしました。街中では、皆さんそれなりに大きめのタイヤの付いたベビーカーを使用していたようです。欧米製のものは旅行用でもタイヤが日本のよりは大きめな気がします。

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こんな石畳は華奢なタイヤじゃ無理。

また、ヨーロッパで一番雨が降る都市と言われるほど、ベルゲンは雨が多いです。現に我々の滞在中は連日小雨が降っていました。なので、ベビーカーの場合は雨カバー必須です。

 

ベルゲン空港

ベルゲン空港は、国内線も国際線も同じチェックイン、セキュリティを通ります。セキュリティを通ると、まずは国内線のゲートとレストラン・お店があります。このエリアには子供が遊べるスペースが用意されていました。

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また、日本の空港のようにベビーカーが借りれそうな感じでしたが(紫色のベビーカーを回収している係の人がいました)、我々は時間がなくて詳細を探すことはできませんでした。もしなにかわかったらアップデートします。

子どもが遊ぶエリアを通過して、更に空港の奥に進むと、国際線ゲートに到着します。国際線側はまだ一部建設中だったようで、レストランも2つしかなく、お店もほぼなしだったので、長時間子どもをあやすには難易度が高いかもです。さらに、パスポートをチェックするところを通過すると、もう待合室とトイレしかないので、注意です。

 

 

次回はノルウェー旅行中の食事と睡眠について紹介します。

なぜ日本では子連れに席を譲らないの?

先日、3年ぶりに一時帰国したとき、ショックだったことがある。それは福岡動物園へ向かうバスに乗ったときのことだった。私は生後10ヶ月の赤ちゃんを抱っこ紐に抱えていた。我々が乗ったときにはすでにバスはけっこう混んでいて、10人弱くらい立っていただろうか。

イギリスかぶれの私は、この時点で誰か席を変わってくれると期待したのだが、甘かった。他の乗客は私が子供を抱えているのに気づいていないか、気づかないふりをされてしまった。優先席の前に立っていても然りだ。ここでわざわざ「座らせてください」というのは、さすがに日本ではタブーな気がしたので、仕方なく立っていた。

そうしてしばらく乗っていると、やっとひとつ席が空いた。しかし、私と旦那がそちらへ向かおうとしたところ、そばにいた若い女性の方がすっと座ってしまったのだ。しかも私と目があったのにも関わらず・・!これにはちょっと呆れてしまった。もちろん、たまたまだったのかもしれないし、女性にも何かしら事情があったのかもしれない。一回の事例で判断してはいけない・・・

 

と思いたいのだが、東京でも事情は変わらず。電車、バス、地下鉄、あらゆるところで抱っこ紐で赤ちゃんを抱えていても、誰一人として席を譲ってくれることはなかった。これって日本では当たり前なの?

 

ロンドンでは、ありがたいことに赤ちゃんを抱えている乗客には、みなさんこぞって席を譲ってくれる。先日、私が娘を抱えて地下鉄に乗った際は、他のお客さんが3人同時に立ち上がってくれて、どーぞ、どーぞ、どーぞっと、ちょっとコントみたいになってしまったくらいだ。赤ちゃんをベビーカーに乗せていても、わざわざベビーカーの近くに座れるように端の席の人が立ってくれる、なんてこともよくある。

 

赤ちゃんを抱えての移動はそもそも重くてしんどい。なんせ8キロ、10キロみたいな子を抱えているわけだし、だいたい子連れは荷物も多くなりがちだ。もう一つは安全面。急ブレーキがかかったときに倒れたら大変だし、混んできたときに赤ちゃんが潰されそうになったら困る。そういうのもふまえて、私は座れたら座りたいのだ。

 

日本では、他の子連れの方々も立っている人が多く、日本のパパ・ママはなんてタフなんだと感じた。というより、日本社会はパパ・ママ(特にママ)に異常に強さを求めている気がしなくもない。例えば、日本のベビーカーは、イギリスなど欧米製のものよりはるかに小型で軽い。聞こえはいいが、これは裏を返せば、女性一人でも片手で閉じて、一人で運べよ、という社会の意図を感じざるを得ない。

私がロンドンで使っているベビーカーは子供が乗っていなくても8キロはあるが、これでも軽いほうなのだ。こんなベビーカーで公共交通機関を使うロンドンのママたちは、明らかに誰かに手伝ってもらうことを前提として動いている。周りの人も、頼まれもしないのにすすんで手を貸してくれる人は非常に多いし、頼まれて嫌な顔をした人には未だかつて出会っていない。

 

日本社会全体が子連れに冷たいわけでは決してない。空港やデパートで、無料でベビーカーを(しかもあんなにきれいな状態のものを!)貸してくれるところなんて滅多にないだろう。駅やスーパーにもちゃんとエレベーターがあるのもありがたいことだった。しかし、物理的に子連れに優しい環境が整っているのに、なぜ子連れに優しい印象は受けなかったのだろうか。それは、日本社会では子連れに対して人的な優しさが足りていないから、ではないか。

物理的にはまぁまぁ子連れに優しい、くらいのロンドンでの生活のほうが、断然子連れで過ごしやすいと感じる理由もまた、人的な優しさなのだろう。

駅の階段でベビーカーを運ぶのを手伝ってくれる人

バスでさっと席を譲ってくれる人

バスや電車、横断歩道でも赤ちゃんにニコニコ笑いかけてくれる人、

パパ・ママに声をかけてくれて、そこから世間話をしてくれる人

スーパーでぐずったらあやしに来てくれる店員さん

 ・・・

ロンドンで暮らしていると、こういう周りの人たちに支えられているのを、日々感じる。子連れで出てきてもイイんだ、と肯定されたような気にもなる。もちろん、こういう人が日本にいないわけではないはずだ。でも、こんな人と人との関わりが、もっともっと増えないと、子育てしやすい環境というのは生まれないのではないだろうか。

 

子連れ一時帰国後の寂しさと罪悪感

先月、三年ぶりに日本に一時帰国した。実はロンドンに引っ越してから三年間、一度も帰れていなかった。もちろん、生後10ヶ月の娘は初来日。

子連れだから、今までの帰国とは違い、好きなお店にあちこちご飯食べに行ったり、予定詰めまくって人に会ったりはできなくて。ゆっくり、のんびり、子どものペースで動いて、ひたすら実家の家族と過ごす、そんな過ごし方。

一時帰国終盤、ふと気がつくと、私が娘につきっきりな時間はほとんど無くなっていた。いや、娘とはずっと一緒にいたんだけど、おむつ変えたり、ご飯作ったり、遊んだりを、みんなで一緒にやってるから、私が一人で頑張らなくてもよかったのだ。周りにたくさん大人がいるってこういうことなのか。なんて楽なんだ。なんでこんなにわざわざ実家から離れて子育てすることにしちゃったんだろう。と、初めて海外に移住したことを少し後悔した。外国人に嫁いで、日本にはもう住まないと腹をくくって出国したつもりだったのに。

 

昔は福岡から飛行機に乗るときは、アメリカに戻るときも、東京に戻るときも、ほぼ毎回泣いてた。自営業の実家では、常に家に誰かいる環境だったから、空っぽのアパートに戻るのは苦痛でしかなかった。泣かなくなったのは、今の旦那に出会ってからかな。反対側にも待ってくれている人がいると思うと、大丈夫だった。いやむしろ、旦那がいればいいと思っていたのかもしれない。結婚して、ロンドン移住が決まったときも海外生活&新婚生活にウキウキして、全く未練は感じてなかった。ロンドンに来てからもほとんどホームシックなんてなかった。

今回の福岡からのフライトは、昔の寂しさに似ていた気がする。なんだろう、今になって実家と、自分の家族と、両方がないと満足できなくなってしまったのか。

 

娘が大きくなる頃には、もう少し両国を行き来するのが楽になってるといいなと思うのは、身勝手かもしれない。でも、きっとこの子達は我々みたいにどこかに飛び出していくだろうから、そのときはどこでもドア並みに会いたいときにすぐ会えるような技術ができていてほしい。それは娘も私も寂しい思いをしなくていいために・・。

 

なんて思いを馳せていて、ハッとした。きっと自分の親にも実はめちゃくちゃ辛い思いをさせてるんじゃないか、と。数年に一度しか会えない娘。孫の成長もビデオ越しに遠くから見るだけ。あぁ、なんて親不孝したんだろう、と自己嫌悪してしまう。「あなたが幸せなら、それでいいのよ」と親は言うだろうし、その親心は自分も母となった今はよくわかる。しかし、だ。きっと彼らも、あぁもっと簡単に会えたらいいのにと思っていることだろう。

 

ロンドンに戻ってからも、しばらくは寂しさと罪悪感で心はぐちゃぐちゃのままだった。でも、思うのだ。仮に、3年前の引っ越しを決めた当時、こういう気持ちになることを知っていたとしても、私は結局移住していたと思う。自分で選んだ道だ。腹をくくって進むしかない。

 

 

イギリスでの離乳食:Baby Led Weaning 実践編

前回のブログで紹介した赤ちゃん主導の離乳食、Baby-Led Weaning(BLW)。今日は実際にどのような食事を作っているかを紹介します。

 

野菜スティック

離乳食を始めたばかりの頃は、野菜をスティック状に切って、茹でたり、蒸したりしたものをよく食べさせました。さつまいも、かぼちゃ、にんじん、ブロッコリーは鉄板。

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イギリスでの離乳食:Baby Led Weaning(BLW)

離乳食4ヶ月目に入りました。生後8ヶ月の娘はすでに3回食プラス一回間食で、毎日4食食べてます(汗)。お母さん、最近一日中キッチンにいる気がしますよ・・。

 

日英の離乳食文化の違いは以前のブログでご紹介したとおりですが、今回はもう少しBaby Led Weaning (BLW)と言われる、赤ちゃん主導の離乳食について。

fukuokaninlondon.hatenablog.com

 

Baby Led Weaning(BLW)とは

Baby-Led、つまりは赤ちゃんが主導の離乳食という意味で、従来のスプーンで親が食べさせる方法ではなく、赤ちゃんに食べ物を握らせて、自分で食べさせる方法です。

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