福岡んのロンドン暮らし

福岡人=Fukuokanな私のロンドン生活。2017年7月から海外育児生活も始まりました。

我が家のゆるいバイリンガル育児

娘が一歳半を過ぎ、ずいぶんおしゃべりが上手になってきました。が、口から出てくるのはほぼ英語!それにつられて私も英語で返事しちゃったりして、「あ、しまった(汗)」と思う毎日です。

私と旦那(オーストラリア人)はもともと日本に2年ほど一緒に住んでいたものの、その間彼はほぼ全く日本語を習得しませんでした(爆)。会社で無料の日本語教室もあっていたのに、一度も行かず。バイリンガルな会社だったし、住んでいるのも東京だったし、英語で事足りたのです。

そんなこんなで、我が家の会話は基本英語。

保育園もロンドンのど真ん中で、もちろん英語。

日本語は基本的に私と、私の実家とのビデオ会話、それに時々お邪魔する日本人のプレイグループで耳にするくらい。

そしたら、そりゃね、子どもの口からはほぼ英語しか出ないですよ。

わかっています、本気で娘を完璧なバイリンガルにしたかったら、私は徹底して日本語のみを彼女に話したほうがよいと言われると。日本語で話さなかったら返事しない、くらいの勢いじゃないと、ということも。

でも、かわいいじゃないですか、ちょっとおしゃべりできるこの頃って。今までなんで泣いてるのか、こちらが察してあげないといけなかったのに、最近は英語でならちょっと説明できちゃったりするわけですよ。この意思の疎通が取れるって、本当に親としては嬉しくて。本人も自分で言ったことに大人が反応すると嬉しくて。だったら、この英語のおしゃべり力も伸ばしてあげたい。

それに、我が家は家族みんなでの会話を大切にしたいと思っているんです。議論するのも好きだし、隠し事なくなんでも話せる家族にしたいなと。

そんなときに、ママには日本語で言わなきゃ・・でも日本語でなんて言うかわからないから言わない・・とかってなってほしくない。

だから、いいかな、って。

これからイギリス、オーストラリア、要は英語圏の国々で暮らしていくであろう彼女に、日本語を強要してもしょうがない。

日本語や日本の文化は、自分のアイデンティティの一部として触れていてほしいけど、流暢じゃなくてもいい。もちろん、私の両親(娘の祖父母)と会話が成立してくれるとベストだし、興味があれば伸ばしてあげたい語学力だけど、無理に押し付けない。

なので、基本は
・二人でいるときは引き続き日本語をメインにお話しする
・日本語の本やうたにも定期的に触れさせる
・日本語のプレイグループにも定期的(できれば週一回)に行く

というゆるい方針で、しばらく続けていこうと思います。

海外でバイリンガル育児をされているみなさん、経験談などコメントWelcomeです!