福岡んのロンドン暮らし

福岡人=Fukuokanな私のロンドン生活。2017年7月から海外育児生活も始まりました。

赤ちゃん連れで映画鑑賞 〜イギリスで子育て〜

遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。今年もブログ頑張ります!

 

全くお正月感のないイギリスでは、1月2日から早速みなさん仕事に戻ってしまったのですが、赤ちゃん向けの幼児館などは今週まで開かないところが多かったので、先週はクリスマスロス、正月ロスで相当気分が落ちてしまいました。お天気も悪かったしね。イギリスの冬は鬱になりやすいというのも納得。

唯一やっていたのは映画、というわけで、赤ちゃん連れで映画鑑賞できるところに行ってきました。

 

ロンドンにはけっこうあちこちに赤ちゃん連れで行ける映画館があります。私が行ったのはPicturehouse系列の映画館。Big Screamという、1歳以下の子供連れの保護者のみ入れる映画を週に2回やってくれています。値段は通常のチケットより数ポンド安め。コーヒーも無料でくれるのでちょっとお得。

子供連れの映画というと、日本ではどうしてもドラえもんやらアンパンマンなど子供向けの映画を見る、というイメージですが、こちらの「赤ちゃん連れOK」の映画は、普通に大人向けの映画を上映しています。(もちろん、幼児向け映画の日は、子供向けの映画が上映されます。)

なので、先週私が見に行ったのはヒュー・ジャックマン主演のグレイテスト・ショーマン。おっと、これはまだ日本未公開なのですね。


映画『グレイテスト・ショーマン』予告D

 

年末年始はスター・ウォーズもやってましたが、ちょっと日程が合わず見れませんでした。残念。まぁ、赤ちゃんだからよくわからないとはいえ、あまり暴力の多いものには連れて行きたくないですけどね。気にしない人は普通にスリラーとかアクションにも連れていっているみたいです。ちなみに、グレイテスト・ショーマンはファミリー向けのミュージカル。ハイスクール・ミュージカルのイメージが強かったザック・エフロンがおっさんになっててちょっとびっくりした・・という話はおいといて・・。

 

赤ちゃん連れOKの日は、いろいろと配慮がされています。例えば、音量は赤ちゃんも大丈夫なように少し小さめ。私はむしろ普通の映画でもコレくらいの音量で十分だと思うのだけど。会場は上映中も真っ暗にはならず、少し明かりがついたままなので、赤ちゃんの様子がチェックできるようになっています。また、チケットは完売せず、一人で複数イスが使えるくらいの余裕があるように調整してあります。赤ちゃん連れだと荷物も多いし、助かります。

もちろん、上映中に赤ちゃんがぐずったら、ウロウロしても大丈夫。通路にシートを敷いて寝かせたり、遊ばせたりしているお母さんもいました。授乳もその場で大丈夫。おむつも替えてる人もいましたね。何でもありです、ホント。我が子はちょっと寝ぐずりしまくったので、気が小さい私はちょっと外に出てしまいましたが。それでも映画半分以上は見れたと思うので、わりと満足です。

休日のBig Screamはパパの参加率もだいぶん増えます。子どもが生まれる前はデートでよく映画に来ていた、なんていうカップルには特に人気です。私みたいに普段は全然映画なんて行かないのに、育休中にちょっと大人向けのことがしたくて行ってしまう人もいるんじゃないかと思います。

 

映画館によっては、ちょっと一昔前の映画を上映して、赤ちゃん連れOKにしているところもあります。そういうところだと、チケットは普通の映画の半額くらいだったりするみたいです。

赤ちゃんが生まれたら映画なんて見れないと思っていましたが、こういうサービスが普通に提供されているのは、ありがたいです。映画館としては平日あんまり人がいないときにお客さんが入るし、親も嬉しいし、まさにWin-Winです。