福岡んのロンドン暮らし

福岡人=Fukuokan の私からみたロンドン生活

スウェーデンの夏至のお祭り

昨年の今頃、ロンドンに引っ越して早々、ご縁があってスウェーデンの友人宅で、ミッドサマーのお祭りにお邪魔させてもらった。

 
ミッドサマーは6月末の夏至の頃に行われるお祝いごと。家族で集まって食事をし、太陽の恵みに感謝する。また、子孫繁栄を願う祭りでもある。長い長い冬が続く北欧の国々では、太陽の光あふれる夏は大変大事にされている。
 
私が訪れたのは Nyköping (ニーショピング)という小さな街。

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日が沈まない真夏の北欧のイメージがあるかもしれないが、それはもっと北極圏に近いところの話。これくらいの緯度になると、さすがに深夜すぎには薄暗くなった。ただ、深夜2時をまわっても、真っ暗になることはなく、3時過ぎるともうじわじわと明るくなり始めた感じだった。
 
お祭り当日は、女性は手作りの花冠を飾るのが伝統だそう。自然豊かなスウェーデン。朝からバスケット片手に、道路脇や公園で自由に草花を摘んでいく。道端に咲いた小さな花々も、こうして近くで見るとかわいいじゃないの。夏の訪れをそれぞれの花から感じとることができる。こうして、バスケットいっぱいに摘んだ草花と、前日にスーパーで買っておいた、やや大きめの花々とを編みあわせて、花冠を作っていく。
 

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これをつけて、友人家族の待つ家へ移動。家族でご馳走を囲んだランチでお祝いは始まる。スモークサーモンを使った前菜から、大量のミートボール、ニシンの酢漬け、新鮮なイチゴたっぷりのケーキなどが一般的なようだ。ミートボールのふわふわ具合は、さすが本場だ。そして、スナップスという、わりと強いアルコールのショット。飲む前にテーブルのみんなでわらべ歌を歌うのがマナー。誰かが飲むたびに歌わないといけないので、かなりの頻度で食事は中断されることになる(笑)
 
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ランチの後は、街の広場での伝統的な行事に参加させてもらった。このお祭りでは、Maypole と呼ばれる木の柱を広場に立て、その周りで踊ったり歌ったりする。
 

 
小雨の降る中、びしょ濡れになりながら子供と一緒にゲームに参加しているパパたちの多いこと!さすが男女平等社会の北欧社会だわ、と一人感心してみてしまった。
 
パパたちの活躍は夕飯にも続く。まだまだ日が暮れる気配もない夕方、外でバーベキューの準備が始まるのだ。
 
こうして夜遅くまで飲んで、食べて、歌って踊って、、たくさん語り合って、ようやく薄暗くなりかけた深夜近くにお開きとなるのだった。
 

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