福岡んのロンドン暮らし

福岡人=Fukuokanな私のロンドン生活。2017年7月から海外育児生活も始まりました。

妊婦の街歩き:バターシー・パーク(Battersea Park)編

妊婦の街歩きシリーズ、パート3はバターシー・パーク(Battersea Park)です。ロンドンにはたくさん公園がありますが、私の好きな公園の一つです。

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東西1km、南北650mくらいの大きさ。代々木公園より一回りくらい小さい感じの公園です。観光地ど真ん中のハイド・パークやセント・ジェームス・パークはさすがに観光客が多いのですが、ここまで来ると地元っ子の方が多いですね。落ち着いてお散歩できます。

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妊婦の街歩き:ソーホー周辺編

妊婦の街歩きシリーズ第二回。今回は観光地ど真ん中、レスター・スクエア(Leicester Square)→ソーホー(Soho)→リジェント・ストリート(Regent Street)あたりを歩いた時の記録。

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さて出発

レスター・スクエア駅を出て、まずはコベント・ガーデン方面に歩き始めます。Long Acre通り沿いにはいろいろとお店が立ち並ぶのですが、オススメはStanfordsという本屋さん。

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実はここ、地図・旅行関連書籍の専門店。けっこうマニアックな地図・地球儀も揃っていて、見てるだけでも楽しいです。

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ブランチはBill'sへ

この日は知り合いとブランチのお約束だったので、Bill's というお店へ。このビルズ、日本にあるBillsとは別のビルさんのお店です、念のため。ここのパンケーキは安定の美味しさ。スムージー類も◎です。

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Bill'sはロンドン市内に数店舗あります。ランチのシェパード・パイも美味しいです。

 

7つの通りが混じり合う、セブン・ダイアル(Seven Dials)

お腹もいっぱいになったところで、セブン・ダイアル方面へ向けて足を進めます。上から見ると7本の通りが歯車みたいに交差していますね。

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このあたりも美味しいお店やオシャレなお店がいっぱいです。中でもオススメはHomeslice Pizza。ここは今のところロンドンで一番美味しかったピザです。予約は取ってくれないので、並ぶしか無いのですが、並ぶ価値あります!

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20ポンドで特大20インチピザが来るので、お得・・・女の子だと3〜4人お腹いっぱいになるサイズ。(2人で食べ切れたことはないです)具材はハーフ&ハーフにしてくれます。

セブン・ダイアルを抜けて St. Giles High Street に出ると、ラーメン屋の一風堂と金田家があります。旅行中にどうしてもラーメンが食べたくなったらどうぞ。金田家はいつも人気で行列ができています。

 

ソーホー(Soho)へ

Charing Cross Street を超えると、Sohoといわれるエリアのど真ん中に突入します。以前日本からきた友人が「渋谷っぽい」と言っていましたが、エンターテイメント&ナイトライフが充実したこのエリアは、若者も多く、たしかに夜はちょっと渋谷っぽいかもですね。夕方以降は劇場、レストラン、バーやクラブを訪れる人でいっぱいですが、真っ昼間にくると、まだわりと静かです。

ソーホー・スクエアも大通りから一本入っただけなのに、とっても静か。緑が気持ちのいい季節です。

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真ん中の建物の下は、第2次世界大戦中は防空壕だったのだとか。今はただの掃除用具入れらしいですが、オシャレですね。

ソーホーはゲイ・バーが多いことでも有名です。至る所にLGBTのシンボル、レインボーカラーの旗が掲げられています。ファストフードチェーンのNando'sの看板もこの通り虹色に。

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この辺のカフェならオーストラリア&ニュージーランド系のFlat Whiteがオススメ。

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もしくはSaidのホットチョコレートも美味。カップの周りに三種類のチョコレートをかけてくれます。

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どうやって飲むのが正しいのか、いまいちわからないのですが(笑)チョコレート好きにはたまらない一品。

 

カーナビー・ストリート(Carnaby Street)そしてリジェント・ストリート(Regent Streetへ)

カーナビー・ストリートは、これまた賑やかなショッピング通り。時代とともにパンクやロックのミュージシャンたちもとりこにしてきたとされるオシャレな通りです。残念ながらこの日はお天気も悪くなってきたので、ちょっと駆け足で通り過ぎてしまいましたが・・・

最後はドーンと大通り、Regent Street へ。ここまで来ると、大きなデパートも立ち並ぶOxford Streetも目前です。この日は私はマタニティ服の買い足しでH&Mへ。

fukuokaninlondon.hatenablog.com

雨も降ってきたのでこの日はこの辺でお散歩終了。なんだかんだで2kmくらい歩いたのかな?

 

前回の妊婦の街歩き日記もどうぞ:

fukuokaninlondon.hatenablog.com

パラ陸上ロンドン残り3日!

日本の皆さん、パラ陸上ロンドン大会、見てますか?NHKの深夜放送なので、ちょっと注目度低そうですが、今週23日(日)までパラ陸上が開かれています。こちらでは現地時間ということもあり、大手テレビ局Channel4で連日全種目放送がされているし、イギリス人勢のメダルラッシュは他局ニュースでも報道されていて、注目度はそこそこあるように感じます。

 

パラ陸上ではT◯◯やF◯◯で、障害のレベルが分かれています(詳しくはここ)。なので、「男子100m走」という競技が、レベルごとに何度も行われたりするわけです。競技を見るときは、ぜひどのような障害の人たちの競技なのかをチェックしてみてください。

例えば、T11 男子200mだと、全盲の選手対象のレースです。選手はガイドと一緒に走ります。全く目が見えない状態で、全速力で走る・・歩くのでも勇気がいりそうなのに!と、昨日の予選を見て感動してしまいました。ガイドがリードしすぎると失格になるし、ガイドが先にゴールラインを超えても失格となります。ガイドと選手との信頼関係がなければ絶対に成り立たない競技です。優勝候補のアメリカ、デービット・ブラウン選手のガイドは、全速力で走りながら、なおかつブラウン選手にずっと話しかけていて、ガイドの身体能力の高さにも驚かされます。今夜の決勝に注目です。

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車椅子に乗っていたり、義手や義足をつけていたりすると、障害の内容もわかりやすいのですが、パッと見わからなかったのがT20。これは知的障害を持った選手たちのクラスだそう。彼らの障害だと、中・長距離のレースでペース配分をするのが難しい、とされています。なるほど。

 

先日のF44男子走り幅跳びも印象深かったです。ドイツのマーク・レーム選手は8m超え!彼の目標はいわゆる普通のオリンピック選手と同じ土俵で戦うこと。(実際もう少しでオリンピックに出られるレベル。)彼並みの身体能力をもったパラリンピック選手は残念ながら例外的かもしれませんが、もっとパラリンピックとオリンピック選手のコラボレーションがあっても良いかもしれませんね。

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こちらのテレビ放送では、解説者も司会進行もほぼ全員障害者。前パラリンピアンだけでなく、車椅子バスケットボールの選手や、現役選手たちもゲストでよく登場します。また、今夜はThe Last Legというバラエティ番組に、人気の現役選手たちが出演するとのこと。こうして障害を持った人たちへの理解や認知度も高まるんだろうなと思います。

 

臨月じゃなければ会場までぜひ見に行きたかった・・・。今夜もテレビ観戦です!

イギリスのグルテンフリー事情

最近日本でも「グルテンフリー」という言葉を耳にする用になってきたようですね。実際、Googleで検索される頻度もここ数年でぐいぐい増えてきたようです。

 

我が家は旦那がセリアック病のため、実は毎日グルテンフリー食です。今日はロンドンのグルテンフリー事情を簡単にご紹介します。

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マタニティマーク:イギリスと日本

先日、日本から友人Iちゃんがロンドンにお引っ越ししてきた。彼女もこの秋出産予定の妊婦さん。お茶をしにいったとき、私のカバンにつけているマタニティマークを見た彼女の最初の一言は、「そんな風にカバンに付けてて怖くない?」だった。

日本ではマタニティマークをつけているとトラブルに合う妊婦もいるとは聞いたことがあったが、まさか自分の身近な人からそのような話を聞くとは思ってもいなかったので衝撃だった。彼女は東京ではいつもカバンの内側にバッジは隠していたそうだ。

 

ロンドンのマタニティマークはこんなバッジ。

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妊婦の街歩き:ロンドン、バラ・マーケット〜テート・モダン編

妊娠生活もいよいよ終盤に差し掛かってきました。体調管理のため一人で歩け歩け運動を行っていますが、同じところばかり歩いても飽きるので、時々ロンドンの観光名所を歩いてみます。今日のコースはバラ・マーケット(Borough Market)・テート・モダン(Tate Modern)付近を巡るコース。

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さっそくバラ・マーケットへ

マーケットは、地下鉄のロンドン・ブリッジ駅を出てすぐです!(ロンドンの地下鉄の出口は番号が振ってないのですが、Borough Marketと書いてある出口を目指してください・・)。先月のテロ以降、しばらくマーケットは閉まっていたのですが、そんな様子は感じられないほど先日は平日でも人でいっぱいでした。

少なくとも1014年からずっとこの場所にマーケットがあったという、千年以上続く歴史ある場所です。新鮮な食材はもちろん、最近では美味しそうな食べ物もたくさん売っていて、地元の人も観光客も楽しめます。

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イギリス総選挙を終えて 〜私が感心した英国民の政治熱〜

イギリス総選挙が終わり、昨日からついに新しいメンバーでの国会討論が始まりました。保守党とDUPの連立交渉もようやく終わったものの、まだまだ不安定な保守党政権。あいかわらず話題の尽きない国政です。私は以前からイギリス人の政治への関心の高さには非常に感心していたのですが、今回の選挙において、ますますそう感じるようになりました。今日は私がこちらで驚いた政治熱について。

熟読されるマニフェスト

イギリスでは選挙前に各党がマニフェストと言われる公約・政策の方向性をまとめた冊子を発表します。これがまた濃い!今回の保守党のマニフェストは88ページ、労働党にいたっては120ページを超えて、びっしりと様々な問題に関しての意見が述べられています。これを皆さん、こんな風に振りかざしながら演説するわけです。

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